司会者は何に気をつけるべきか?

会議で最も重要なポジションである司会者が気をつけるべきことはたくさんありますが、ここでは最も大切な3つのことについてご説明します。

司会進行はテンポよく!

司会者の中で最も悪い司会者は、一人一人の意見をきちんと聞こうとする司会者です。朝まで生テレビを観てください。田原総一郎さんはそんなことしていないですよね。話をしっかりと聞くことよりも、ひたすらテンポよく、ノリのいい話し合いを演出することに力を注いでいるような気がします。
大体主体的に意見を言わない人に無理に意見を言わせたって、周りの空気を読んだ当たり障りのない意見しか発しないはずなんですよ。そういうのを重視したところで何か劇的に状況を改善するような案が生まれたりすると思いますか?
学校の先生とか、支援とかやっている人なら一人一人の意見を聞こうとすることは重要です。ですがビジネスなんかの何か重大なことを決めようとしている会議の場所で学級会のように一人一人の意見を大事に!なんてやっても何も生まれないことがほとんどです。
司会者はとにかくテンポよく!これが大事です。

司会者は意見を自分の解釈で捻じ曲げない!

司会者のリスニング能力がないと、ある人がいった意見がとんでもない方向に曲解されかねません。
ただでさえコミュニケーションというのは伝言ゲーム的な性質を帯びていて、最初に話し合っていた意見も話が様々な人に伝えられていく中でどんどんと話の内容が変わっていくものなのです。
ですから司会者は発言者が発した内容をきちんと内容はそのままに、かつ分かりやすくまとめなければなりません。
発言者:この議題については○○で□□だと思いますので▽△で××だと思います。
司会者:それは☆☆だね!
という具合に内容の解釈を捻じ曲げずにかつひとまとめにできると会議の進行がとってもスムーズになります。
まあこの捻じ曲げないというのが一番難しいのですが…。

司会者は自分の意見は極力出さない!

会議は客観的に、様々な意見が出ることが最も望ましいです。
ですから司会者はあくまで進行に徹し、それぞれの意見をうまくまとめることに力を注ぐようにしましょう。
ビートたけしが良い見本で、テレビタックルのような討論番組では場を温めるギャグのようなもの以外は極力喋らないようにしていますよね。
まあ、あまりに誰もが発言をしないような暗い雰囲気の漂う場所だと司会者が強引に話をすすめないと何もまとまらないという時があるので、そんな場合はその限りにあらずですが…。